室内の採寸法
今回、昔からの計測方法のひとつの手法を一般的な四方形・6畳の部屋で紹介します。
1. 双方の対角線を確認し、寸法の差を見つけ、記録する。
2. 四方の敷居の長さ寸法を測り、記録する。
3. 対角線の差と、それぞれ向かい合う敷居の寸法差を考慮し、
曲消し法か、掛けシミズ法または、混合法のいずれかを選択する。
4. 選択に応じて、寸法を割り付ける。
5. 割付により、それぞれの敷居からその示した寸法に糸を張り、
指しをあてて計測する。
6. 四方の敷居の深さを測り、記録する。
7. 床の間や部屋の入り口など室内の様子を記録する。