高松研修会 (香川県青年センター)
6月19日から、2泊3日の強行スケジュールで、有職本式の厚畳を作りました。
繧繝二方縁と、大紋四方縁、そして九条紋の一畳台を同時進行で作る研修でした。総勢27名、いつものように全国各地からメンバーが集まりました。
本格的に框板を入れ、柱を立てた土台作りは特に大変でした。多くのメンバーが初めての経験で、ゆっくり考えながら進めていきました。初日は午後9時までに予定の作業を終え、そこから宿に入って夜中の2時、3時まで恒例の夜学が行われました。
2日目も午前9時から作業が始まり、それぞれの上敷きの平刺しを進める参加者も一生懸命です。一瞬の気を抜くこともなくほとんどのメンバーが部分部分を携わり、また、三種の厚畳にも注意をしながら、それぞれの畳の重要ポイントを確実に三種の形態の違う畳をマスターされました。
3日目の最終日には、最後の仕上げを行いました。そして、少し時間がありましたので、上敷きの幅繋ぎ、鏡縁も勉強していただきました。
今回の幹事は、高松市の山下君でした。奥様の絶大な協力のおかげで、参加者全員怪我もなく、大変充実した勉強会となりました。 それにしても、昼間休憩無しで作業をしているにも拘らず、毎晩夜中の3時まで畳談義をするのも、凄いなあと驚いています(呆れています) 次回の研修会の会場は、東京です。内容はこれから。多くの皆さんの参加を期待します。