沖縄研修会

沖縄TTM研修会が、26~27日に開催されました。26日の午後に集合し、先に沖縄独自の畳表 、沖縄ビーグ表を研修しました。現在ビーグ表を植え付け、機織り、そして畳作りをされている兼城畳店さんにお話を聞きました。い草の田圃にも案内していただき、常に水がたっぷり入ったようすを勉強しました。次には組合事務所で植え付けから刈り取りまでの行程の説明を受けたあと 、現在では殆ど稼働していない足踏み手ざしの機械を使ってのビーグ表の機織りを見せてもらいました。特にここでは、私たちが耳組や縦糸のかがりに関心をもったために、兼城さんが指導していただき、各自面白く研修しました。ビーグ表の研修は、予想していた以上に盛上がったようでした。 夜学では、事前に渡しておいた特級の100問題について、各自から質問攻めのあうくらいでしたが、それぞれが専門書や直接メーカに聞くなどして、かなり勉強が進んでいたので 、殆どの問題に補足の説明をしました。この100問題は、答を出すまでに様々な内容について供に勉強する機会をつくるのが目的です。畳作りに加えて確かな知識を持つことが必要であるため…の企画でした。会場の都合で夜中の1時に終了しました。
27日は、首里城をガイドさんの案内をいただき、琉球が中国との交流、薩摩藩との交流の後、やがて日本の領土になった経緯などを学びました。よって、座敷にはビーグ表に高麗縁の畳も多くあり、日本との関係を感じました。
今年の沖縄はとても寒い日が続きましたが、TTMは熱い気持ちを感じました。今回の幹事をしていただいた高江洲君には、大変お世話になりました。お疲れさまでした。
次回のTTMは、福井県です。また皆さんの参加をお待ちしています。